西海国立公園 九十九島・平戸の旅 旅行記

 
2006年3月 6日掲載
西海国立公園 九十九島・平戸の旅 旅行記

出発前日にいきなり決まった西九州への旅です。今回はJRは使わず,車で出かけました。自分で運転したわけではないですけど…。

目的地の西海国立公園は,長崎県の北部と五島列島を含む国立公園で,海と山々が織りなす大自然が広がるとともに,大小400にもおよぶ島々が存在しており,まさに「島々の王国」と言える場所です。

2004年9月21日

家を出発したのはまだ夜も明けきらぬ朝の6時。ここ鹿児島から今日の目的地,平戸までは高速道路を使っても6時間ほどかかります。その間に観光や食事もするので,なんとか午前中には長崎県内に着いておきたいという思いから,こんな朝早くの出発になりました。

九州自動車道の溝辺鹿児島空港I.Cから高速道路に入ります。ここから佐世保まではずっと高速道路…だいたい4~5時間ほどでしょうか?高速道路って同じような景色が多いんだよね……。2時間ぐらいすると飽きてきてしまいます。

しばらくすると加久藤トンネルを通って熊本県に入ります。この区間(人吉I.C~えびのI.C)は加久藤峠と呼ばれる交通の難所で,九州自動車道の中で最後まで開通していなかった区間です。1995年,この加久藤峠を貫くトンネルの貫通によって,青森から鹿児島までが高速道路で結ばれることになりました。

高速道路が通るまでは,峠越えの国道が熊本県と鹿児島県・宮崎県を結ぶ重要な道路だったのですが,高速道路が開通してからは国道を通る車もめっきり減ってしまい,この場所を通るたびに時代の変化というものを感じてしまいます。

人吉ループ橋
交通量は減りましたが,ループ橋は健在です!(えびの側から撮影)

人吉からは,全国第3位の長さを誇る肥後トンネル(6340メートル)を含む20ヶ所以上のトンネルが連続し,険しい九州山地を越えていきます。八代平野に抜けるまでは球磨川沿いの峡谷に造られた高速道路をひたすら走ります。しかしこの単調な景色に耐えられず,だんだん睡魔が襲ってきます。朝早かったのも原因でしょう。

気がついたらもう佐賀県に入っていました。このまま九十九島に直行するのも味気ないので,ちょっと寄り道することにしました。地図で観光地マークをチェックチェック……。「お!この肥前夢街道ってなんだ?行ってみよう!」ということになって,嬉野I.Cで高速を降りました。

ほんの10分ほどで肥前夢街道に到着。あら?なんだここは?夢街道というのだからなんかロマンチック系の公園かテーマパークと思っていたのですが,現れたのは江戸時代を再現したような街。ちょっとあてがはずれてしまいました。しかも人もあまりおらず,どこから見てもさびれているような感じ……。考えていてもしかたないのでとりあえず入場してみることに。入場料1200円?ちょっと高くないでしょうかね?

肥前夢街道正面エントランス
肥前夢街道の正面エントランスです。人がいないなぁ…。

街の中にはからくり忍者屋敷や手裏剣練習場,江戸時代の宿を再現したようなわらぶき屋根の家など。まぁいろいろありました。でも忍者屋敷などの体験施設は有料(300円)です。入場料に含まれていてもいいような気がするんだけど…。特に気になったのが,江戸時代の街並みの中に普通のゲームコーナーがあること!これでは雰囲気ブチ壊しです。ここは大きなマイナス面。

なんか批判的な内容ばかり書いていますね。でもはっきり言って期待はずれでした。いい点といえば,高台にあるので嬉野温泉街の街並みが一望できるということでしょうか。

その後はジョイフルで昼食を食べ,佐世保市へ。あ,ジョイフルってご存知ですか?九州の人なら知ってると思うんですけど,九州以外にはあまり進出してないのでなじみがないかもしれません。ただのファミレスです。旅行に来てファミレスで昼ごはんってのもなんかねぇ。。。

次のページ  旅行記トップページ

スポンサード リンク


コメント (掲載されるまでしばらくお待ちください。)




コメント内のURLは自動的にハイパーリンクに変換されます。HTMLタグは利用できません。
トラックバック (掲載までしばらくお待ちいただく場合があります。)
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.arahabika.com/mt6/mt-tb.cgi/182
Copyright (C) 2005- La Partenza All Rights Reserved.
since 2005.06.28