安芸の宮島・広島の旅 Part4 旅行記

 
2006年7月 1日掲載
安芸の宮島・広島の旅 Part4 旅行記

資料館の中の様子はここに書くよりも,実際に自分の目で確かめたほうがいいのではないかと思います。戦前の広島の様子から戦時中,原爆投下,そして戦後へと時代を追いながら紹介されています。その他にも,亡くなった人のの遺品や当時の建物の壁などが展示されています。

確かに,見ていてあまり気持ちのいいものではありません。しかしこのようなことを史実としてしっかり認識しておくことも大切です。広島・長崎は人類史上で唯一,核兵器の被害を受けた都市であり,その真実を知るためにも,一回は資料館を見学すべきだと思います。

資料館を見学したあとは,先ほど見つけたラーメン屋へ。ネギ塩ラーメン750円を食べました。ひとつひとつの食材にこだわっているらしく,メニューにしっかり食材名・産地などが書いてありました。薄味ですっきりしていましたが,その中にコクがある?と思いました。期待したとおりのおいしいラーメンでした!ちょっと高いけどそこらへんのラーメンを食べるよりずっといいと思います。もうちょっと安かったら2杯食べるんだけど…。

その後広島駅に戻り,電車で宮島口駅へ。広島駅でおみやげを買おうかと思ったのですが,時間が心配だったので早めに移動。おみやげは宮島で買うことにしました。

宮島口駅からは徒歩5分ぐらいで宮島口桟橋に着きます。桟橋まで行くときに交通量の多い道路を通るのですが,なんと横断歩道ではなく地下道があります。観光客が多いから道路を横断させるのは危険と考えたのでしょうか?こちらにしてみればわざわざ地下まで階段を下りて,また上がらないといけません。めんどくさい…。

宮島航路はJR西日本の運航なので船は普通列車扱いとなり,青春18きっぷで乗ることができる唯一の航路となっています。宮島までは船で10分ほど。午後4時ごろまでは厳島神社の沖を通ってくれるようです。海から眺める鳥居もまたいいものです。

フェリーから見る厳島神社の鳥居
フェリーから見る厳島神社の鳥居

宮島に降り立つと,まずは鹿がお出迎え。かわいいなぁ~と思っていると…

なんじゃこりゃー!!

周りはどこもかしこも鹿だらけ。見渡す限りシカシカシカ…。宮島ってこんなに鹿多かったっけ?しかも人間に完全に慣れているらしく,まったく怖がる様子はありません。芝生の上で平気で昼寝しております…。鹿の楽園かここは?

鹿

鹿
宮島のヌシ,鹿たち。完全にリラックスしておられます。周りに転がってるのがフン。

海沿いを歩いて厳島神社に向かいます。それにしても鹿のフンがクサイ。あれだけいればフンの量も尋常ではありません。足元に気をつけないとすぐに踏んでしまいます。恐ろしい島…。

厳島神社は入場料がいりました。普通神社はタダで参拝できるのでタダかと思っていたのですが。入場料は300円ほどでしたが,なぜか入場はあきらめる。お金がもったいないというケチケチ感情が働いたようです。幸いにも干潮だったので,外から神社の様子を見ることができました。神様には近い遠いなんて関係ないです。遠くから参拝…パンパン!!

海側から見た厳島神社

海側から見た厳島神社
海側から見た厳島神社です。下は干潟から撮影した鳥居

沖の鳥居にも歩いて行くことができました。足元にはカニ・ヤドカリなど干潟の生物がいっぱい。ひととおり遊んだあと,おみやげにもみじ饅頭を買って帰路につきました。現在のもみじ饅頭は種類がたくさんあります。こしあんの他にチョコレート・抹茶・チーズ・カスタードなどなど。なんか邪道のような気もしましたが,いろんな味が楽しめるので買ってみました。おいしいのかな?

帰りも快速「シティライナー」で,下関まで直行です。かなり疲れていたので電車の中では爆睡。普通列車車両なので,あまり熟睡できませんでしたが…。

下関・門司で乗り換えて夜の23時50分に博多に着きました。普通列車だけで日帰り旅行ってのはやっぱりきついです。福岡から広島までは距離があるのでなおさら大変でした。

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