2004年9月6日(月)
夜行バスの率直な感想 「寝れない」
設備の整った高速バスといえど,やっぱりうまく寝付けない。ちょっとの段差でガタガタ揺れるしシートはどうも頭に合わない。まだ夜行列車のほうがマシだと思う。
夜行便は途中のパーキングエリアで時間潰しをする。実際,鹿児島空港から福岡まで3時間ほどしかかからないのだが,午前3時に福岡に着いてもどうしようもない。そのため,博多駅に午前5時50分に着くようにうまく時間調整して走るのだ。
宮崎県のえびのを過ぎたあたりでさすがに意識が遠のく。そして気がついたら久留米バスセンター。まだ暗い早朝にもかかわらず照明がかなり明るい。天神バスターミナルと間違えてちょっと焦る。
それから高速でさらに40分ほど。5時50分に博多駅交通センターに到着。さすがにこの時間の博多駅は人もまばらで,九州の玄関口の面影はまったくない。
重いスーツケースを引きずって地下鉄で一路福岡空港へ。博多駅前から国際線ターミナル行き直行バスがあったのだが,始発が7時だったので断念。交通センターで1時間も待ちたくはないので…。
そして地下鉄福岡空港駅で降り,シャトルバス(無料)に乗って国際線ターミナルへ。
国際線ターミナルは滑走路はさんで反対側(西側)にあるので滑走路をぐるっとまわって移動しなければならない。運賃無料はうれしいのだが,今回はうれしくない。「タダより怖いモノはなし」とよく言われるが,ほんとにその通り…。
なんか知らないが,このバスが大混雑!しかもほぼ全員国際線ターミナル利用者=海外旅行者。ゆえにみんなでかいスーツケースを持っている。人間とスーツケースでバスの中はもう大変…。おしくらまんじゅう状態の中で,大都市のラッシュはこんな感じなのだろうかと物思いにふける。
やっとの思いで国際線ターミナルに到着。3月のシンガポール以来,6ヶ月ぶりとなる。添乗員さんに航空券を渡され,搭乗手続き。運よく窓際の席をゲット。
その後,今回のツアー参加者が全員集合して軽く日程の説明。
が,なんとたったの6人しかいない。
えーっとこれ「団体ツアー」だったよなぁ…。これでツアー?旅行会社赤字じゃないのかな…。
人数は少ないほうが何かとやりやすいのだが,さすがにこの人数では旅行会社の採算を心配してしまう。添乗員さんによると,急なキャンセルが多く発生してしまったとのこと。このツアーは赤字確定の予感…。
しばらく休憩した後,出発ゲートに向かう。いよいよ台湾の旅がスタートする。