上海 豫園・外灘をぶらり散策 part2 旅行記

 
2015年4月25日掲載
上海 豫園・外灘をぶらり散策 part2 旅行記

この日は上海泊なので、竜陽路駅から地下鉄でホテル最寄り駅まで移動する。ホテルまでは徒歩8分らしいがGoogle MapでGPSを頼りに歩けばまぁ大丈夫だろう。

というわけでホテルの名前をGoogle Mapで検索...

...あれ?

Google Mapがフリーズしている。アプリ立ち上げ直しても症状は変わらず。ルーターの調子が悪いのかと再起動しても同じ。試しにYahoo!を開いてみると普通に開ける。なぜ??

「中国 Google Map」で検索してみると、衝撃の事実が発覚!

なんと中国ではGoogle Mapは使えない

中国当局により、マップに限らずGoogle検索やGmailなど、Google全体にアクセス制限がかけられているらしい。これは大ピンチ!

幸い観光用に地球の歩き方を持ってきていたので、ホテルのホームページに載っているアクセス地図と本の地図を照らし合わせて、場所を推定する。上海は道路に「~路」と名前が付けられてはいるので、割と探しやすい。久しぶりに紙の地図に頼ることになった。こういうアクシデントも海外にはつきものである。

さて地下鉄に乗車。しかし券売機ではATMで引き出した100元札は使えないようだ。窓口のおじさんに両替をお願いする。100元札をひらひらさせながら「change to small」と、めちゃくちゃな英語で懇願すると、意味を理解してくれた。こういうときは下手に英語でコミュニケーションを取ろうとするよりも、ジェスチャーのほうが意味は伝わる。

地下鉄に30分ほど乗り、婁山関路駅で下車。ホテルまで徒歩8分とのことだが、ちょっとサバを読み過ぎ。荷物を引きずりながらということもあり、とぼとぼ歩くこと15分、ようやく到着。本日の宿は「グランドメルキュール虹橋上海」(楽天トラベル)。日本人街に位置する5つ星ホテルで、日本人の利用も多いらしい。部屋はかなり広めである。キッチンが付いているが、高級ホテルまで来て自炊する人はなかなかいないだろう。

ホテルに荷物を置き、上海散策に出かける。地球の歩き方によれば、上海では「外灘」と「豫園」が二大観光地らしい。どちらも上海市街地に位置しており、豫園から外灘は歩いて移動できそうだ。

まずは豫園に行ってみる。携帯でなんと入れれば出てくるのかわからないこの字は、日本語読みだと「よえん」。明の時代に造られた、400年以上の歴史を持つ古典庭園らしい。古きよき中国というのだろうか、そういう雰囲気を味わうことができる庭園だ。地下鉄で30分ほど移動する。豫園の入場料40元。中国にしてはちと高いかな?

豫園
どことなく日本庭園に通じるところがある
豫園
この穴だらけの岩がすごい貴重らしい

さすが上海随一の観光地だけあって、ものすごい人でごった返している。隣接して「豫園商城」というショッピングモールがあり、こちらのほうも良くも悪くも中国っぽい雰囲気を存分に味わえる観光名所になっている。

豫園商城
豫園商城。マクドナルドは場違いなような...

人の多さに疲れ果て、豫園商城を脱出。見る分にはおもしろいが、特に欲しいものがあるかというと微妙である。おなかもすいたが、なにやら怪しい屋台が軒を連ねているので、次の目的地の外灘で食べることにする。

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