ホンダの次世代燃料電池車「FCX コンセプト」 プリウスライフ

 
2006年9月26日掲載
ホンダの次世代燃料電池車「FCX コンセプト」 プリウスライフ

ホンダが次世代の燃料電池車「FCX コンセプト」の走行を公開しました。

新開発の小型高効率燃料電池スタック「Honda FCスタック」(固体高分子膜型,出力100kW)を採用した「FCX コンセプト」では,低床・低全高・ショートノーズパッケージを採用し,従来の燃料電池車では難しかった低全高で流麗なセダンフォルムを実現。

…て見た感じ完全にプリウスなんですが…?ライト周りが若干ホンダっぽくなっただけのような印象。空気抵抗を考えると最終的にプリウス型スタイルに落ち着いてしまうのでしょうか。

補助電源には小型高効率のリチウムイオンバッテリーを採用。動力性能向上とパワープラント全体の小型化にも寄与しているそうです。これも3代目プリウスと同じですね。

驚くべきことに走行エネルギー効率は約60%!従来のガソリンエンジン車の約3倍,プリウスなどのハイブリッド車の約2倍という高いレベルを実現しています。これが燃料電池の強みなんだよなぁ…。

ホンダは2008年に日米でこのコンセプトをベースとした新型燃料電池車の限定販売を開始する予定。2008年って…3代目プリウスと同じ年!完全にプリウスをライバル視してますね(^^;

でも乗車定員4名じゃちょっと…。

ま,燃料電池自動車普及の最大の障害は「水素スタンドの不足」です。最低各市町村にひとつぐらいの水素ステーションがないと普及は難しいでしょうね。将来的には燃料電池(または電気自動車)が優位になるでしょうが,もうしばらくはハイブリッドが優勢だと思います。

2年後のプリウスに期待しましょう!

参考リンク : Honda 次世代燃料電池車「FCX コンセプト」の走行を公開

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